精神疾患(てんかん)での受給例
てんかんで障害基礎年金3級を取得。年間約58万円が受給できたケース
ご相談の状況
H20年頃より咳、喘息等の症状が出現、この時は病院を受診した際、拡張型心筋症心不全と診断され治療していたが同年8月頃より痙攣、失神発作がありてんかんの疑いの為、別の病院を受診してんかんと診断された。当初発作は夜だけだったので仕事中、車の運転をしていたが、やがて発作が昼間も起こるようになり医師からも家族からも運転を禁止された。当時の仕事の継続が難しくなり退社。
その後、病気を隠して求職したところ、それに伴う面接や研修で発作が起きてしまい採用されることはなかった。
新たな就職が困難になってしまった為、障害年金の申請をしてみようと思いました。
社会保険労務士の対応
初診日が内科で、てんかんの専門医ではなかったので、本人と一緒に受診状況証明書の作成依頼に医院へ行き受診状況証明について説明させて頂き内科で、てんかんではなく、てんかん疑いとすることで医師の証明が取れ、厚生年金で請求。
受給できたのは良かったが2級ではなく3級になってしまった事が残念でした。
ただ内科での初診が認められず基礎年金で請求していたら不該当だったと思います。
結果
申請から2ヶ月程で障害基礎年金3級、年間約58万円の受給となる。