精神疾患(うつ病)での受給例
うつ病で障害厚生年金3級を取得(障害認定日請求)年間約58万円受給できたケース。
ご相談の状況
C型肝炎の治療の為、インターフェロン投与をしていたが、その際、イライラや不眠、脱力感などの症状があった。
3回目のインターフェロン治療後に、抑うつ、不眠、意欲低下などが増悪し精神科を受診。その後働くことが難しくなり休職していたが、体調は良くならず約2年後に退職することになってしまった。
収入がなくなり、生活していく為には、何とかしなくてはと言う思いで、障害年金の申請をしてみようと思いました。
社会保険労務士の対応
まず、初診と思われる病院へ受診状況証明書を請求。届いた内容に、インターフェロン投与が原因でうつ病を発症と書かれていたのを確認。
初診日から1年以上経過していたので認定日と現在の診断書2通が必要。初診日は受診状況証明書の記載日か精神科の受診日か、不明の為、病院へ直接確認。
ご本人に配偶者、18歳以下のお子さんがいるか確認。
結果
申請から3ヶ月ほどで障害厚生年金3級が決定。年額約58万円が支給されることになりました。
社労士の感想
C型肝炎の治療の為インターフェロン投与を行ったがそれが原因でうつ病発症となった。
精神疾患となる原因は必ずしも、人間関係や精神的にショックとなるような出来事ばかりではなく、今回のように元々の病の治療の為に行った治療が原因という事もあると再認識しました。