腎疾患(慢性腎不全)での受給例
慢性腎不全で障害厚生年金2級を取得、年間約140万円受給できたケース。
ご相談の状況
22歳の頃健康診断で、尿たんぱくを指摘されたが特に検査を受ける指示もなく体調の問題も無かった為そのままにしていた。その後の健康診断で再び尿たんぱくを指摘され心配になり検査を受けに行った結果、血尿などがあり内服薬で治療したが自覚症状は全くなく仕事も忙しかったので自己判断で通院を中止してしまいました。その後も健康診断では再検査となり検査を受けても自覚症状がなかった為、通院せず普通に生活していました。
それから約15年後位に血圧が高くなり尿たんぱくもあった為、病院を受診。加療を始めたが、月日が経つにつれ症状は悪化して行き、今後は透析が必要になるだろうとの事だった。それから約半年で末期腎不全となり透析開始となりました。
同年12月に左腎がんの為、左腎摘出手術を受けました。
現在は週に4回、夜の18時から20時まで在宅透析をしていますが、身体は非常に疲れやすく働くことが大変でなんとか生活の為に障害年金を受けることが出来ないだろうかと考え相談に行きました。
社会保険労務士の対応
まず、初診のカルテが当時の病院にあるという事でしたが問い合わせると、既にその課は閉鎖され他の病院へ移管されていました。幸いにも移管された病院にカルテがあり受診状況証明書を取得することができました。
その後の手続きはスムーズに進んだ。
結果
障害厚生年金2級に該当し年額約140万円の受給となった。
社労士の感想
遠方の病院であったが郵送請求ができよかったと思います。
申請までの時間はかかってしまいましたが手続き事態は大きな問題はなくスムーズに進められました。