身体疾患（再生不良性貧血）での受給例
二度目の申請で障害厚生年金3級を取得、13ヶ月分60万円受給できたケース。
ご相談の状況
一度目の申請をご自身で行ったのですが、不支給となり審査請求も通らなかった為に相談に来られました。
今から四年ほど前、貧血が酷くなり健康診断にて貧血を指摘された。長い間、立っていることが出来ず顔色が悪いと言われるようになり口内に内出血を起こすようになる。
病院を受診し治療していたが急激な貧血の進行の為、入院し輸血治療をした。退院後すぐに免疫抑制の為、再び入院治療をした。
現在は通院治療をしているが、仕事をする体力がなく動悸、息切れなどもあり働けない状態である。
社会保険労務士の対応
前回の申請書の写しを取り寄せ、申請内容に問題が無かったかを確認。また審査請求の内容も確認したが取り立ててここが問題と言う箇所はなかった。しかし診断書の内容に何点か気になる所があったので再請求することに。
受診状況証明書・診断書など全て最初から取り直し、診断書は認定日の物と現症の物を取得。
ただ、幸いなことに現在は症状が幾らか回復をしているので受給できるとしても認定日から現在までの年金しかもらえない事を説明し受任となりました。
結果
障害厚生年金3級に該当し13ヶ月分約60万円の受給となった。
社労士の感想
相談者の方、ご自身で申請し不支給となり、しかも現在は症状が改善されている案件。
認定日はともかく障害の状態にあったので申請してみようと思った事案。
結果、現在から認定日までは認められ良かったが、この様な事案は実は多いのではないでしょうか。
