肝疾患（Ｃ型肝炎）での受給例
Ｃ型肝炎で障害厚生年金2級を取得、年間約150万円受給できたケース。
ご相談の状況
約20年前に強い倦怠感を感じ微熱などが続き病院を受診。Ｃ型肝炎と診断されインターフェロン投与を試し入院治療していたが効果は無かった。
仕事はしながら通院し治療を行って行きました。
しかし何年か経過していく中で症状は悪化して行き病院を転院。月1回に検査通院をするが血液検査数値で何も治療する状況ではないと言われてしまった。しかしながら肝性脳症の症状も出始めていて以前よりあきらかに悪くなっていると感じ、自ら転院し検査の結果、食道静脈瘤が発見され手術となり、その後、仕事はほとんど出る事が出来ず休んでいました。
食事も手の震えから非常に時間がかかり睡眠も浅く、昼間も腹部の痛みから横になっている事が多いです。
社会保険労務士の対応
まず、初診のカルテが当時の病院には無い。受診状況証明書を次医院へ請求。
すると配偶者の方が次医院へ転院する際最初の病院から紹介状をもらった事を思い出し、紹介状の写しも請求することに。（初診の確定となる）
診断書を現在通院中の病院へ請求し依頼を受けてから約3ヶ月で申請となった。
結果
障害厚生年金2級に該当し年額約150万円の受給となった。
社労士の感想
初診の病院は国立病院で、統合の為と20年以上経過の為カルテが無く、次医院もカルテの保存期間経過でカルテ無し。諦めようかと考えた時、配偶者の方が紹介状をもらった事を思い出し紹介状のの写しを請求。申請書類に添付することができました。
しかし、紹介状には1行だけ「〇年〇月〇日初診の方で」とだけの記載であった為、認められるか心配でしたが受給に至り、良かったと思います。
