進行性筋ジストロフィーでの受給例
進行性筋ジストロフィーで障害厚生年金2級が受給となり年額200万円受給となったケース。
ご相談の状況
最初に病院を受診してから病名が判明するまでに約8年位掛かったとの事。現在も対処療法しかなく毎日、不便を感じながら生活をしている。
経過
受診状況証明書を取りに行ったが、その病院は初診でない事が判明。近くの整形外科医が初診らしいが紹介状等はない。初診と思われた整形外科へ問い合わせたところ、骨折の為の受診であるから、受診状況証明書は作成できない。そもそも他医院から転院したとの事だった。転院前の病院へ問い合わせ確認したところ、受診状況証明書を作成してくれるとの事で初診が確定となった。
その後、転院し現在も通院中の為、認定日と現症の診断書を同病院で作成してもらえることとなり、認定日請求と現症請求をすることとなった。
結果
障害厚生年金2級に該当・事後重症請求も認められ年間約200万円の受給となる。
社労士の感想
初めはご依頼人の方のお話を聞き、申請に至れるか不安がありました。障害年金請求にとって大切な事は初診日が確定できるかどうかです。
今回は初診を確定できるまでに約3ヶ月かかりました。
最初から、難病かもしれない、この症状は将来悪くなるかもしれないと思って病院を受診する方はいらっしゃらないと思います。特に長い年月を掛けて症状が悪化して行く病気は初診の確定が難しいと感じました。