精神疾患(うつ病)での受給例
うつ病で障害厚生年金2級を取得(障害認定日請求)年間約122万円。遡り請求も認められ約290万円が一括受給できたケース。
ご相談の状況
子供の頃から家庭環境や学校でのいじめが原因で厭世観や自殺願望があった。高校生の頃には学校生活に馴染むことが出来ず中退し働き始めましたが、転職を何度かし仕事でのストレスがあったのか38歳の頃に、うつ気分が出現。食欲低下、不眠と症状が悪化し死にたいと思うようになっていました。車の運転中に意識が解離し異変がおこった為、精神科を受診。その後、通院をしましたが症状は良くなる事はなく、就労も困難となり、休職、やがて退職となりました。働く意欲、体力が全く無く、どの様に生きて行ったら良いのだろうと悩んでいた時に、障害年金の事を知りました。
ただ、自分では、とても申請は出来ないと思い今回、申請を依頼してみました。
また、障害者手帳は3級だが、障害年金は2級に該当しないのか、という相談もしました。
社会保険労務士の対応
初診時の加入年金制度、納付要件を調べ請求要件を満たしているか確認。
初診の確定、診断書請求等、準備をし出来上がった診断書を確認すると、かなり良くない状態である事がわかる。その他、不足しているものなどを一つ一つ確認し全てを揃え申請となる。
結果
障害厚生年金2級が決定(年間約122万円受給)遡り請求も認められ295万円が一括受給となった。
社労士の感想
診断書の内容が悪く、依頼者の希望通り2級に該当し良かったと思います。今回、添付資料の中に、役所関係の書類で確認通知書を発行してもらう際、3ヶ月かかると言われ、どうしたら良いのかと担当者に相談。担当者の計らいで3ヶ月かかると言われたものが2週間で発行してもらう事ができ、本当に良かったと思います。