精神疾患(うつ病)での受給例
うつ病で障害厚生年金3級を取得(事後重症請求)年間約58万円受給できたケース。
ご相談の状況
子供の頃から特に問題なく活発な子供として育ち高校卒業後は就職し働いていた。二度目の職場に移ると営業職となったがノルマや人間関係が大変で精神的にキツイと感じ退職。また次の職場では責任ある立場にはなれたが就労時間が長く残業も40時間位あり休日も出勤しなければならない状態。しかし何よりも悩んだのが同僚からの嫌がらせで、ありもしない事を上司や同僚に告げ口され心身共に疲れ果て食事も摂れなくなり退職。退職後は、しばらく貯金を切り崩して生活していたが、不安や動悸があり病院を受診。
働かなくては生活が出来ない為、なんとか職を探し、通院しながら働いていた。
しかし欠勤、早退が多く十分に収入を得る事は出来ず、更に体調が悪化し希死念慮も出現。食事も摂れず家に引きこもる生活となってしまった。
社会保険労務士の対応
まず、受任してから、依頼者の体調が悪化。入院することになり、その間のやり取りの打ち合わせを入院前に行い手続きを勧めました。その際、遡及請求が出来るかもしれない事となり当時の病院へ問い合わせをしました。しかし返事は情報量が少なすぎるため診断書作成不可能との解答。
また公務員共済に加入時期があることがわかり、こちらは特殊で確認通知書を取得しなければならなく約半年かかるとの事。しかしながら手続きがスムーズに行き約2ヶ月で取得できました。その後はご本人に質問しながら申請書を作成し申請に至りました。
結果
障害厚生年金3級に該当し年間約58万円受給となった。
社労士の感想
公務員共済の通知書が必要となった少し特殊なケースでしたが3級に該当することが出来良かったと思います。

