腎疾患(慢性腎不全)での受給例
慢性腎不全、くも膜下出血により障害基礎年金2級に該当し約78万円の受給できたケース。
面談者
ご主人より電話での相談。奥様が慢性腎不全による透析と、くも膜下出血による後遺症があるとの事。
人工透析の診断書及び、くも膜下出血の診断書も要求されるであろうことを説明。
ご相談の状況
30代半ばくらいまでは普通に仕事をバリバリこなしていました。しかし時折、怠さを感じるようになり、そのうち血尿、全身倦怠感が出現し病院を受診。検査の結果、慢性腎不全、多発性腎のう胞と診断され治療を受ける事になりました。
症状は悪化して行き、腎出血から血の塊ができ、血管が詰まってしまった為、手術を受けました。腎機能の悪化に伴い人工透析となり最初は週1回の透析でしたが腎臓からの出血や、血の塊ができ、くも膜下出血となり入院手術。ショックから血尿が出てしまい、透析も週に3回となりました。
その後はくも膜下出血のリハビリと透析の為に通院しながら生活をしていましたが、透析が週に3回となってしまい以前のように働くことが出来なくなってしまいました。
更に腎臓機能が低下し、右腎臓摘出の手術を受けましたが、手術後、全身倦怠感、呼吸も苦しく、透析の為の通院時も介護なしでは行けなくなってしまいました。
社会保険労務士の対応
人工透析の診断書とくも膜下出血の診断書を取得。
人口透析で2級、くも膜下は1,2級にも該当しないため却下となりました。
結果
障害基礎年金2級に該当となりました。
社労士の感想
2級+2級で1級の受給をと思いましたが、残念でした。