精神疾患（広汎性発達打障害）での受給例
広汎性発達障害で障害基礎年金2級を取得。年額約78万円が受給できたケース。
ご相談の状況
お母様が来所し相談。
中学生の頃から情緒不安定となり中学3年生から不登校。高校には籍はあったが休学状態のままであり、毎日引きこもる生活となり、昼夜が逆転し食事もまともに摂れていなかった。その後病院を受診。不安障害、対人恐怖症と診断されたのち精神科を紹介され受診。
しかし症状は良くなる事は無く、悪くなる一方で、働くことも出来ず、終日寝たきりのような状態が続いています。
現在も生活の全てにおいて家族の支援がなければ生活できない状態です。
その為、障害年金の申請をお願いしたいとの事でした。
社会保険労務士の対応
まずはじめに、初診日の確定の為に受診状況証明書を取得。初診日は確定しましたが認定日が人格障害の為、事後重症請求で申請することをお母様へ伝えた。
診断書が到着。内容を確認し追記事項などは無かったため申立書の作成に取り掛かる。
ご本人が中学3年生から現在までの出来事、生活の変化などを体調の悪い中、書いて下さりそれを元に作成致しました。
結果
申請から3ヶ月ほどで障害基礎年金2級の決定となり年額約78万円支給されることになりました。
社労士の感想
認定日の診断書が人格障害だったため、訴求請求が出来ずに事後重症請求で申請するしか方法がなかったことが残念です。
