両変形性膝関節症での受給例
両変形性膝関節症で障害基礎年金2級を取得。子の加算有。年間約104万円受給できたケース。
困難なポイント
人工関節を入れた時点で原則3級となり障害基礎年金では該当しない事になる。
申請者の方の初診日が国民年金だった為申請しても不該当になる可能性が高かった。
ご相談の状況
膝の痛みがしばらく続いた為、病院を受診。注射、内服、外用薬、鍼治療などを行なったが、痛みは無くならなかったので通院はしませんでした。それから自宅の引越しがあり、仕事と家の事で忙しく膝の痛みが悪化して行きました。しかし主人が仕事を解雇になってしまった為、病院へ行くお金が無く痛みを我慢しながら働き生活していました。主人の収入が無いことへの不安から精神的にも追い詰められて行きパニック障害を発症。いよいよ膝の痛みも限界を感じ仕方なく整形外科を受診。その頃には、身体の自由があまり効かなくなっていて通院しても痛みは良くならず転院し治療、を繰り返していました。どこの病院へ行っても痛みは改善されずイライラは募るばかりで、やがて家事も出来なくなり子どもの学校行事なども参加することが出来なくなってしまいました。
経過
初診日は国民年金。人工関節を手術をした場合は原則3級となる為、国民年金の場合は受給の対象にならない。何年後かに手術を受けなければならなくなる前に申請したいとの事で受任。受給できるように、現在の症状を正確に記載して頂く為、主治医の先生にもご協力を頂き、ご本人とも何度も連絡を取り申請しました。
結果
障害基礎年金2級を取得 子の加算有 年間約104万円受給できた。
